カキタクナッタラ

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出力することを忘れないように何かを書きます

オウンドメディアを外部委託してる会社の担当者はちゃんと勉強したほうがいい話

仕事 雑記 ウェブ

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企業にとってオウンドメディアを運営すること自体は「目的」ではなく「目的を達成するための手段」であるため、ただ考えなしにお金を払ってオウンドメディアを構築しても思うような効果は得られないだろうという話を先日ざっくりと記事にしました。


d3dayo.hateblo.jp


この記事も企業が運営するオウンドメディアに関するネタです。今回はオウンドメディアを運営してからの話、委託している外部業務との窓口になっている担当者もちゃんと勉強をしたほうがいいということについて書きたいと思います。

私が以前働いていた会社は基本的にかなりITリテラシーが低い会社でした。(ITリテラシーというかビジネススキルとか全体のモチベーションそのものが…うーんという感じのところでした)そんな中でコンテンツマーケティングを売る会社が提案にきたところ、ワンマン社長が欲しい欲しい病を拗らせて「目的意識」を持たないままに契約→構築→運営とトントン拍子で進んでいったわけですが…。

基本的に自分たちで仕事を生み出すことが苦手な人たちの集まりだったので売上はジワジワと下がってきている会社でした。で、こういう会社の特徴は「わかりやすい、自分で捻る必要のない仕事」が降ってきそうになると、急にしゃしゃり出てくる人が多いということです。

この事例でいえば「制作会社との窓口」というのがその「わかりやすい、自分で捻る必要のない仕事」のことです。

窓口になれば定期的に折衝もありますし、折衝によって仕事してる風に見えるし時間も潰すことができます。(どうせデスクに座っててもやることもないし)もう、こういう考え方の時点で会社の環境としてはよろしくないのですが、事実としてこういう会社はあるんです。

さて、そういう会社の担当者レベルでオウンドメディアに携わると、知っている指標はせいぜいPVくらいだったりします。たしかにPVは稼げると嬉しいですよね。個人ブログの場合、バズってPVが爆発すれば脳汁のようなものも分泌されたりします。

当然PVは稼げないより稼いだほうが気分的にはいいわけなんですが、でもPVを稼げたからといって自分たちが本来掲げるビジネスの「目的」が達成できるわけではありません。

例えばオウンドメディアを運営することで、自分たちへの認知を高めて来店や会員登録を促すこと、そのままECサイトへ飛んでもらって商品を購入してもらうこと、オウンドメディア自体でのマネタイズを図りメディアから生まれる広告収入でマーケティング費用を賄うなど、オウンドメディア構築にあたっては必ずこういった何らかの目的があるはずです。

PVはあくまでもその機会を増やすための母数(種、草)であって、PVが増えてもその先へ行く前に離脱されてしまっては本来の目的からは少し逸れてしまいます。(わずか数十秒でも自分たちのコンテンツを見てもらえたことによるサブリミナル効果的なものはジワジワくるのかもしれませんが)

オウンドメディアの運営自体が目的ではないというのはこういうことです。あくまでもオウンドメディア(コンテンツマーケティング)というのは、自分たちのビジネスにとって必要な「目的」の全体像を描いた際に、ある工程にスポッとハマる1ピースでしかありません。もちろんそのピースなくしてパズルの完成はないけれど、そのピースだけでパズルが完成するわけでもない。

本題に単刀直入な切り込みをするまでの前置きがだいぶ長くなってしまいましたが、オウンドメディアの制作会社との窓口となる担当者は、ぜひ自分もコンテンツマーケティングのこと、最低限のウェブKPIについては勉強をしたほうがいいと思います。

外部委託した会社が作ってきた記事の流し読みをして「ふむ、問題ないと思います。これで行きましょう!」なんて言うだけの役割になっていませんか?

お金を(しかもそれなりの金額を)払って構築するメディアですから明確な目的はまず必要です。目的がしっかりしていないと、日々メディアから生まれてくるアナリティクスデータから効果測定をすることもできません。

そして効果測定は感覚的なものではなく、指標を用いて実施することが必要です。感覚的なものは実際にはそんなに当たっていません。逆に日々生まれてくるアナリティクスデータの中には必ずその答えが隠されています。

問題点を嗅ぎ分ける嗅覚は感覚的なものに頼ってもいいとは思いますが、最終的にはそれを指標と紐付けて論拠となる裏付けをとらないことには説得力に繋がりません。そのためにも担当者は指標を理解する必要があります。

しかも外部委託してる制作会社が必ずしも「良い人たち」とは限りません。思うような成果が得られない時には、向こうは指標に対する知識を逆手に取って、よくわからない指標を並べて問題点を有耶無耶にしてしまうという事例も多々あります。

担当者本人がCMSを使えなければいけない、HTMLやCSSをガシガシ書けなければいけない、そのような「制作スキル」自体を持つ必要は全くないと思いますが(あればなお良いとは思うけど)、少なくとも机上のお勉強で概要の理解が可能である「指標」については、しっかりと勉強をすることをおすすめしたいと思います。


でででーさん
d3dayo.hateblo.jp