カキタクナッタラ

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カキタクナッタラ

出力することを忘れないように何かを書きます

昔の「個人ホームページ」の風習が懐かしくなって振り返ってみた

思い出 雑記 ウェブ

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15年くらい前の「個人ホームページ」という文化…懐かしいです。


実は私がだいぶ昔に作っていたホームページ作成用の素材画像配布サイト(オリジナルの画像とか配布するサイト)があるんですが、ログインIDとパスワードが全くわからなくなってしまったため、今でも消すに消せず残っています。

こっ恥ずかしい気分になるので消したいと思う反面、たまに覗くと当時を思い出して懐かしくなるので、このまま残しておこうとも思うのです。


そんな昔の個人ホームページですが、今みるとデザインも何もかもダサく見えて仕方ないんですが…独特の風習やそれなりに交流があったりと、けっこう楽しくて毎晩眠い目をこすりながらも更新に没頭していました。

なんだかそんなことを思い出していたら、急に昔の個人ホームページの風習が妙に懐かしくなってしまったので、記事にしながらダラダラと振り返ってみようと思います。


目次

○○のホームページ

まず多かったのは、サイトの名前に「○○のホームページ」というのがやたらと多かったこと。○○の部分にはその人のハンドルネームが入るので、もし私の個人ホームページなら「でででーさんのホームページ」というタイトルです。

アクセスカウンター

タイトルと一緒によく書かれていたのが「○○のホームページへようこそ!あなたは○○○○人目の訪問者です」といった文言。この○○○○の部分は、アクセスカウンターというサイト閲覧者の数を計測してくれる外部機能を使って表示するのです。

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キリ番ゲッター

で、このアクセスカウンターの数字にはキリ番という概念があって、キリ番とは「1000」とか区切りの良い数字のことなんですが、なぜか「7777」といったゾロ目もキリ番扱いだったりして…。

多くのホームページには、このキリ番をゲットした人は(アクセスした時にカウンターがキリ番だった人)は管理人にBBS(掲示板)で報告することを促す(強制する)文言が入っていました。

例文としては…

○○のホームページへようこそ!
あなたは○○○○人目の訪問者です。
キリ番をゲットした人は必ず当サイトのBBSで管理人まで報告をお願いしますm(__)m

こんな感じです。

ただ、特にキリ番をゲットしたことを報告しても何かすごい特典があるわけではありません(笑)

そしてホームページの管理人側は、なぜそんなにキリ番をゲットした人にこだわるのかと言うと、これもなぜか浸透していた風習なのですが、多くのホームページにはキリ番ゲッターの館という謎ページが用意されていました。

キリ番をとるとこのページに名前を載せられるんです(笑)

例えばこんな感じで…

キリ番ゲッター

100人目 でででーさん
111人目 太郎さん
200人目 管理人
222人目 管理人
300人目 不明
333人目 不明
400人目 でででーさん
444人目 ワカメさん

報告してもらわないと「不明」という部分ができてしまうので、ホームページの管理人はまるで指名手配するかの如く、キリ番ゲッターの特定にこだわっていたものです(笑)

ちなみに、「管理人」という部分はホームページの管理人自身ということで、アクセスカウンターによって性能がまちまちで、自分のアクセスを除外できないタイプのものを使っていると、時々キリ番を自分で踏んでしまったりするのです。そういう時もキリ番ゲッターの館には「管理人」と自分が踏んでしまったことを刻む文化がありました(笑)

BBS(掲示板)

キリ番ゲットを報告する方法として「BBSで管理人まで報告してください」という文言がよく使われていましたが、BBSというのは「掲示板機能」のことです。

現在のブログと違ってデフォルトでコメント欄とかはついていなかったので、多くのホームページでは外部の掲示板機能をレンタルして、ホームページ内にその掲示板へのリンクを貼り、閲覧者との交流を深めるために使用していました。

そしてここが大事なのですが、呼び方は掲示板ではなくBBSです(笑)

別に掲示板でいいと思うんですが、当時はやたらと皆が(もちろん私も)掲示板ではなくBBSと呼び、記載していました。BBSというのはBulletin Board Systemの略で電子掲示板という意味です。そりゃ電子ですやん…。

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Japanese Only

それから絶対に日本人しか見るはずないホームページなのに、なぜかドヤ顔でThis Home Page is Japanese Only!とトップページで謳うのも主流でした。

ちなみに、私も当然ドヤ顔でジャパニーズオンリーを謳っていました(笑)

大丈夫!絶対に外国人はアクセスしてこないから!という感じなんですけどね^^;

お気に入りリンク集

あとはお気に入りリンク集なんていうのもありました。これは自分の気に入っているサイトへのリンクを集約したページのことなんですが、現代のブログで収益化を頑張ってるブロガーさんなどからしたら考えられないことでしょうね。わざわざ自分から離脱させて回遊率を下げるようにしているわけですから^^;

リンクフリーという文言

リンクの話は他にもあります。当ホームページは全てリンクフリーですという文言がよくトップページに書かれていました。今みたいにSNSで何でもURLを共有される時代からは考えられないことですが、リンクをしてはいけないホームページもあったようです(笑)

そしてリンクフリーというフリーダムを謳う割には「バナー(サイトの宣伝画像)は絶対にこれを使え」とか「リンクは必ずこのページに貼れ」とか、実はけっこう注文が多かったりします。もちろん私のホームページも例に漏れず注文は多めにしていました^^;

マーキータグ

あとはマーキータグといって、やたらと動く文字が流行っていました。

こんな感じの文字です

文字だと他には、Officeのワードアートみたいな虹色にするのもなんだか流行っていましたね〜。

おわりに

他にも、アクセスすると大音量のMIDIサウンド(オルゴール)が自動再生されて迷惑なホームページや、アクセスすると画面中に雪が降っているホームページや、マウスカーソルを変なものが追尾してくるホームページなど、いろんな面白い個人ホームページがありました。

あの頃はマネタイズなんていう概念も全然浸透していなくて、更新することがイコールお金を稼ぐことにならない中で、純粋な趣味としてコツコツ更新している人がけっこう多かったんですよね。

そしてBBSという場は、その共通の趣味を持つもの同士が交流を深める場として、けっこう盛り上がっていたものです。

はてなブログの場合はブコメやスターといった機能によって、はてなユーザー同士の交流が他のブログサービスよりも比較的に深めやすいですが、そういった機能がないブログサービスを使ったら、今ではなかなかコメントなんてつくことはありません。

でも、昔のホームページってもっと不便だったはずなのに結構コメントとかついたんですよね。私自身も今より気軽によそを覗かせて頂いた際にコメントつけやすかったですし…。

更新は手間がかかって面倒くさかったけど、あれはあれで文化が確立されてて面白かったなあ〜。


でででーさん
d3dayo.hateblo.jp