カキタクナッタラ

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出力することを忘れないように何かを書きます

長距離を走るのは苦手だったけどダイエットのために始めたランニングは継続できた話

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お題「続けている運動」

ネタストックがなくなって苦し紛れにやってみたはてなのお題スロットでしたが、けっこう記事を書くとっかかりが作りやすくて気にいっています。

今回のお題は続けている運動ということで、私が定期的に入るダイエット期になると必ず続けるランニングについて書こうと思います。

一念発起

私は2008年から2009年の終わりまで1年間沖縄に住んでいました。
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沖縄での生活は仕事漬けで生活が不規則になり晩御飯をとる時間も深夜ばかりだったこと、あとは恐らく沖縄のものは高カロリーのものが多かったことも重なり、出張を終えて東京に戻ってきた頃には20kg近く激太りしていました。

このままじゃいかんと思い、2011年にダイエットすることを固く決意しました。運動不足で10代の頃と比べると俊敏性も体力も落ちて豚になっていた時期でしたが、ちょうどその年に起きた震災の影響もあり、未曾有の事態に際してはまず体が資本であると考えさせられたこともきっかけの1つです。

ダイエットを始めると決意したその日から、早速ランニングに繰り出すようにしました。


ダイエットは食事制限とトレーニングの並行がいい

これは人によるんですが、私はただひたすら食事制限だけをすることのほうが苦痛で、それなら運動強度をあげてカロリーを消費する代わりに、極限の食事制限はしたくないという派です。

要は食べないことによる精神的な苦しみよりも肉体的な苦しみのほうが楽だと思っているということです。

同時に、ダラダラとダイエットを続けていても成果の曲線が緩やかになり、そのうちモチベーションの糸がプッツリ切れてやめてしまう懸念があったので短期決戦を望みました。

短期決戦を望む上で、より効率がいいのは食事制限だけではなくトレーニングによってカロリーの消費を高めること、つまりダイエットメニューを並行することです。

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しかもランニングは走る時間としてまとまった時間を費やす必要はあるものの、「どこかへ通う時間」や「着替える時間」といったダイエット効果に関係のない時間を圧縮することができるメニューであるため、積極的に採用することにしました。


続けるためにはゆっくりでいい

元々、短距離はそこそこ足が速かったので好きでしたが、長距離は嫌いで苦手でした。10代の頃は野球部だったので走り込みはさせられましたが、長距離の時間は当時から苦痛でしかなかったです。

そんな長距離が苦手な私でも子供の頃は強制的に走らされていたのでもう少し走れるものだと思っていましたが、久しぶりに走るとまさか1km以内でもバタバタでかなりショックでした。

「う〜ん、やっぱり走るのは厳しいかな」とも思いましたが、数日間はそのバタバタな状態でも耐えて走ることにしました。同時に以下のルールを自分に設けてみました。

・スピードは出さない
・止まりたい時は止まる
・気晴らしに他のことも兼ねる


スピードは出さない

ダイエット目的のランニングにおいて、走りのスピードはほとんど意味を成しません。走るという行為をした時点で歩いた時よりも遥かにカロリーを消費しますが、さらに走りのスピードを上げたところでカロリー消費というか脂肪燃焼率はほとんど変わることはありません。

私の目的はマラソン大会などに出て記録と戦うということではなく、あくまでもダイエットが目的であるため、より疲れが出るスピードは出さないことをルールとして設けました。それよりも続けることが大事だったからです。

スピードを出せば疲れるし体にも確実に負担がかかります。負担がかかると連投で走ることが難しくなるし、その負担がつらくなって走ることが嫌になり続かないことが最も問題でした。

止まりたい時は止まる

そしてスピードを出さないことと同時に、きついと感じた時は迷わず立ち止まって休むようにしていました。

ランニングによるダイエット効果はいろんな説が唱えられていますが、一般的には40分くらい走ると糖質の燃焼が終わり脂肪の燃焼に移行すると言われています。

で、この40分は必ずしも継続をしなくても、例えば朝20分夜20分といった分散型でも効力があるという話を聞いたことがあるので、たとえ立ち止まったとしても最終的に決めた時間・距離を走ることにしました。

気晴らしに他のことも兼ねる

しかし、この「スピードを出さない」「きつい時は止まる」というのがけっこう難しいことで、慣れてくるとついついスピードを出してみたくなったり、ついつい頑張りすぎてつらくても止まらなかったりするので(早く終わらせたいという気持ちも働き)ランニング時には走ること以外の目的も必ず作るようにしていました。

どんな目的かと言うと、それは写真を撮ることです。なるべく行ったことのない公園やサイクリングロードを走るようにして、珍しい風景や花なんかがあれば立ち止まって写真を撮るようにしていました。

決して上手くないし専門知識もないけど、私は写真を撮ったり加工すること自体はすごく好きなので、この作戦は「続けるために自分に無理させない」という目的に対してドハマりするものでした。

「あえて」集中力を分散させることは今でもとても大事なことだと思っていて、意気込んだ直後というのはついついやりすぎてしまいがちですが、やりすぎた結果によって故障してしまったり、燃え尽きるのが早まってしまったりというのはこれまでの人生において多々経験があります。

どれだけ走ったとしても、ダイエットとはすぐに成果が出ないものです。成果が出ない時期も腐らずに粛々と「続ける」ことだけがダイエットを成功させる唯一の方法なので、続ける障害となりそうな事象はできるだけ排除することを心がけるようにしました。

こうしてかなりバタバタで体力の欠片もない状態から始めても、無理せずにちょっとずつを毎日続けていれば体力はすぐに戻ってくるし、むしろかつての自分よりもパワーアップをしていきます。

続けるためにはゆっくりでいいんです

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思考停止でも走れる環境を見つける

私の場合は、家の前からランニングを開始するのが常なので(ゴールもほぼ家の前)走りにくい一般の公道もある程度は走らなければいけないわけですが、やはり走りやすいコースを見つけるということはランニングを続ける上でとても大切です。

車や人の通りが多かったりすると危ないし余計な集中力も使わなければいけなくなるので、ジワジワとストレスが溜まっていき確実に走ることへの意気込みを削がれていきます。

それに、ランニングを始めると日々それなりに時間を費やすことになります。慣れてくるとランニングによる体力消費よりもひたすら走る時間が退屈で辛くなるかもしれません。体力の次に訪れる壁として精神のコントロールが必要になっていきます。

さて、これは私の持論になりますが…

ランニングをしている時にランニングのことを考えない

この方が長く続けられると思っています。ランニングしている最中にランニングのことを考えると、走った時間や距離への実感が湧いてきて、それ相応に体が疲労していくような気がします。(しかも長時間走ることへの退屈さを感じる要素でもある)

対して、ランニングの最中に仕事のことや日頃の悩みなど、夜寝る前についつい考えてしまうようなことを考えながら走ると、けっこうあっという間に時間が経ちます。

よく眠れない時ってついつい余計なことをいろいろ考えてしまって、気づけば朝になってしまったなんてことが一度はあると思いますが、それと似たような体感速度です。

まあそれはそれで夜中に起こるのはストレスなんですが、この場合は寝たいのに眠れないからストレスが溜まるわけで、毎日続けるランニングの最中は何しろゴールまでの時間が退屈で苦痛なので、寝る前とは違って「余計なことを考えることで退屈さを遠ざけることができるのなら」とポジティブに感じることができます。

このようにランニングの時にランニング以外のことを思う存分考えながら走るためには、車や人の通りが少ないコースを見つける必要があります。(車がたくさん通るところではランニングのことをしっかり考えながら走らないと危険です)

私はサイクリングロードや大きな公園の中を走り、走っている最中は他のことをひたすら考えたり、ただボーッとしながら走ったり、やはり「あえて」集中力を分散させることで疲労感や退屈さを自分から遠ざけて日々のランニングを続けました。

まさにランニングとは「動的な禅」と言っても過言ではなくて、心のコントロールと同時に、例えばお寺の落ち着いた環境で座禅を組むようにそのモードに入りやすい環境(トリガー)の選定をするというのも大切な要素だと思っています。


トラッキングできるアプリがいい

ダイエットのためにするランニングにおいては「スピードは出さなくていい」という説を冒頭で唱えましたが、そうすると目的がダイエット以外に無くなってしまって走る時に退屈さを感じたり、続けることへのモチベーションが見い出せなくなる可能性があります。

しかもダイエットの効果は決してすぐには出ないので、これまでに成功体験を得ていない場合には恐らくほぼ確実に「これを続ける意味はあるんだろうか?」という自問自答をする日がどこかのタイミングで訪れると思います。

そんな時にモチベーションの糸がダイエットしかないと、やはりプツーンと切れてしまうと思うのでランニングに対してダイエット以外の目的・モチベーションとなるものを見出しておくことは重要です。

私の場合は、ランニングの走行距離・時間や経路、消費カロリーなどを計測して記録することができるトラッキングアプリを使って走行距離を記録することでモチベーションを維持してきました。

www.runtastic.com


いろいろなトラッキングアプリがありますが、中でも私が気に入っているのはこのアプリです。無料版と有料版がありますが、私は有料版を使っています。

これまでのランニング記録が全てサーバーに保存されているので、後から遡って過去の記録を読み返したりすることでダイエット期に入った直後の自分自身のモチベーションを高めたり、例えば月間で300km以上走るといった目標を設定して、アプリで日々の走行距離をトラッキングしながら目標に突き進むことをモチベーションの糸とすることができます。

ダイエットを始めた最初の頃は、こういったトラッキングアプリの類を一切使っていなかったので、日々の走行距離の把握も非常に曖昧なものでしたし、それはつまり消費カロリーの計算も曖昧になり、ダイエットに有効な成果が得られているのかが実感できず、モチベーションの糸が切れやすい状態になっていました。

しかし、トラッキングアプリを使えばGPSの位置情報からほぼ正確な走行距離を計測してくれますし、走行距離から消費カロリーの計算もしやすくなるし、何より「月間で何100km走った」といったような目に見える結果があると、もっと結果を出したくなって純粋に走ることが楽しくなります。

なので、ランニングを続けて日課にしたいという人には、まずはこういったトラッキングアプリを使ってみることを私はオススメしています。


おわりに

日々のランニングを続けることができたという経験は、ダイエットのためだけじゃなくて自分の人生においてもすごく良い経験になっていると思います。

基本的に何事もすぐに最大級の成果・結果を得られることはなくて、続けるからこそいつしか最大級の成果・結果が得られるということを、ランニングによって教えてもらうことができました。

こういったことはやはり成功体験を持つことは大事で、成功体験を得ることができれば先が見えない地道な継続を求められることに対しても最終的には続けていれば返ってくることがわかっているので、粛々と続けることができるようになります。

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10代の頃は大嫌いだった長距離でしたが、ダイエットという目的のおかげで一念発起することができて、ランニングと出会えたことは自分にとって本当に良い出来事だったと思うし、それがいろいろと役立っていることを改めて実感している今日この頃です。


でででーさん
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